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HOMEの中のあきらめないがん治療の中のよくあるご質問のページです

よくあるご質問

放射線治療とはどのようなものですか?

医療の分野で用いられる放射線にはX線、電子線、粒子線および各種放射性同位元素を用いた治療があります。一般に体外から放射線をかける方法が外照射といわれ、最も侵襲が低いといわれています。皆さんがCTやX線診断を受けるときに用いられるのもX線ですが、治療に用いられるX線は診断の時より1桁以上高いエネルギーを用います。

放射線治療を受けたがん病変は線量に応じ確率的に細胞数を減らしていきます。

放射線を浴びるとがんになると聞きました。なぜがんに放射線治療を行うのでしょう?

がん細胞も正常細胞も放射線を浴びたことによる傷のでき方は同じです。しかし正常細胞ではこの傷を修復する機構が整備されているのに対し、がん細胞では機構がうまく働かないことがわかっています。正常細胞が放射線を浴びて発がんするのはこの機構から逸脱した場合であり、その頻度は極めて低く被曝から25年以降であることが一般的です。

強度変調照射は今までの放射線治療と何が違いますか?

強度変調照射法は病変の形になるべく一致させる高線量域を作成するために開発された方法で、不必要な正常組織の被曝を抑え一層安全な放射線治療が実現できるようになりました。今までの放射線治療は照射野といわれるがん病変を含む2次元的平面に均等な線量を投与することが前提となっていました。そのため、がん病変の前後の正常組織にも被曝していました。

その後、技術の進歩に伴いがん病変に集中して線量を投与する3D-CRT(3次元集光照射法)による定位照射が可能となってきましたが、凹んだ形の病変に合わせた高線量域を作るための更なる技術革新として強度変調照射法が登場しました。

トモセラピーは他の強度変調照射用治療装置と何が違いますか?

トモセラピーの大きな特徴はIGIMRT(画像ガイド下強度変調照射)が容易に実現できることです。通常型治療装置を用いた強度変調照射では、数十通りの照射野を組み合わせて望ましい線量分布を作成していきますが、トモセラピーではらせん状に回転する線源からの微小照射野を高速度に制御して不必要な被曝を最大限遮蔽できる構造となっています。三次元CT画像同士の照合をリアルタイムに行うことにより高い精度の位置確認が可能です。

さらに唯一トモセラピーでないと事実上治療不可能な病態があります。がん病変が全身に複数箇所存在する場合です。トモセラピーでは身体の周辺をらせん状に線源が移動していくことにより、複数箇所存在するがん病変に対しても高線量域を逐次一致させていくことが可能です(この治療法を発展型画像誘導強度変調照射法 [ SCHMITT: sequential CT-based homing system for modulated-intensity-tailored treatment ] といいます)が、他の装置ではこのような病変に対する治療は極めて複雑かつ時間がかかるため、事実上治療不可能といわざるをえません。

医療技術上の課題だけでなく患者側からみても現実的でないことは、硬い治療寝台で数十時間も全く動かないでいることを想像してみればわかると思います。

再発進行期がんの治療方針はどのようなものですか?

一般にがんが局所に留まっている場合、手術や放射線治療により根治的に治療を行う可能性が高いと判断されます。しかしいったん治療した部分から再発してきた場合や転移した場合には根治的な治療法がないとみなされ、全身に効く抗癌剤が投与されます。多くの場合抗癌剤の効果は限定的であり、全身の副作用のため中断もしくは断念せざるを得ないことがしばしばです。

クリニックC4では、このような病態に対してトモセラピーによる治療と他の全身治療を組み合わせることにより、複数箇所の局所制御と全身化の防止を基幹とした最小侵襲治療を実現し、生活の質を低下させることなくがん随伴症状の緩和と延命をめざします。

私のがんは治りますか?

がんの治癒とは何を意味するのでしょう?がんの原因である多段階遺伝子情報の擾乱状態を元に戻すという意味での原因療法は未だ開発されていません。そのため、がんや治療に伴う副作用のために命を落とさないで済んだという後ろ向きの回答しか提示できていないのが今のがん医療の実情です。

ということは、どのような病態であったとしてもがんおよびがん治療の副作用で命を落とすことがない限り、決してがんとの闘いに敗北したわけではないはずです。このような状態をできる限り長く維持することができれば人生を満喫することができると考えています。改めてがんが治るという意味を考えてみませんか?

保険はききますか?また、費用はどれくらいかかりますか?

再発進行期がんに対するトモセラピーによる治療は保険適応外です。料金については費用の項を参照ください。

各種がん保険でカバーされるものもあります。また、当院での治療費は医療控除の対象となります。

外来で治療は可能ですか?

トモセラピーによる治療は最小侵襲治療であり、外来治療が可能です。また、遠方にお住まいで通院が困難な患者様は別途ご相談下さい。

治療を受けるにあたり注意すべきことはありますか?

再発進行期がんに対するトモセラピーによる治療の多くは保険収載された治療法ではありませんが、その根拠となるデータは米国をはじめとした海外で多くの治験を経てきたものです。治療に当たってはこのことを十分ご理解いただいた上で、患者様ご自身の意思によりどのように取組むか決めていただくことが重要です。

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